接骨院でむくみを改善してみませんか?
接骨院はむくみの専門分野ではないと思う人も多いのではないでしょうか。
接骨院と聞くと、骨継ぎなど骨格を整えるイメージの人が多いでしょう。確かに接骨院は、骨折や脱臼、ケガのあとの痛みの改善や、腰痛
など身体の痛みの改善を期待できる施術が多く用意されています。しかし接骨院の施術には、むくみを取る効果が十分に期待できるのです。
今回は、むくみがなぜ起きてしまうのか、接骨院の施術がなぜむくみに効果的なのかなど、接骨院でむくみを改善できる理由を詳しくお話ししたいと思います。
最近、むくみやすくなったけれど、疲れが溜まっているし、年のせいもある……とむくみの根本的な改善を半ば諦めてしまっている人は、接骨院で施術を受けると効果的であることがわかるでしょう。
むくみの症状
筋肉量が減ったり、全身の代謝が悪くなることによって、身体の余分な水分が溜まってしまうむくみ。
むくみには、
・ 立ちっぱなしや座りっぱなしの時間が長いと足がむくむ
・抹消の血流が悪く冷えがある
・足が重く疲れやすい
・夕方になると疲労感やだるさがある
・指輪やブーツが入りにくいときがある
など、多くの症状があります。
また、アルコールを摂取した翌日はむくみやすかったり、睡眠が十分に取れない日が続くとむくむという人もいます。さらに、女性の場合では、生理前や排卵前など、ホルモンバランスに変化がある時期にはむくみを感じる人が多いです。
なぜ起こる?
むくみが起こる原因はさまざまです。
立ち仕事の時間が長く足がむくんでしまう場合には、全身の余分な水分が重力に従ってしまう場合が多いです。
本来であれば、筋肉がポンプの役目を果たし、筋肉を動かすことで、血管から滲み出た余分な水分は、再び筋肉や血管が吸収し、最終的に心臓に戻り、また全身を循環し老廃物として尿として排出されます。
しかし、筋肉量が減ったり、筋肉が衰えることによって、ポンプの役目を十分に果たすことができず、余分な水分が重力に抗えず、長時間立っていたときに下肢に滞ってしまうのです。
また、水分や塩分、アルコールを摂り過ぎた場合にも、余分な水分をうまく代謝することができず、むくみとなって現れます。
カリウムのバランスが崩れたり、肝臓や腎臓、心臓などがうまく機能していない場合には、全身の水分のバランスをうまく保つことができないため、むくみが起きます。ストレスなどの影響で自律神経が乱れることでも、むくみが起きると言われています。
共通しているのは血液の循環
むくみの原因には、さまざまなものがあることを説明しましたが、共通しているのは、血液の循環の悪さです。
筋肉量が減り筋肉が硬くなってしまったり、背骨や骨盤に歪みが起きている場合にも、血液の循環は悪くなります。
このため、むくみの症状がある人は、手足に冷えがある場合が多いです。これらが根本的な原因となって、むくみが起こるのです。
接骨院では
接骨院では、背骨や骨盤の歪みを矯正し、筋肉の硬さをほぐすことで、血液の循環の悪さを改善し、むくみを根本から改善します。
足のむくみを訴える人が多いですが、足だけの筋肉をほぐすのではなく、身体全体の血流を良くすることで、足のむくみを取ることができます。
身体全体のバランスが整うことで、起きているむくみが改善されるだけではありません。接骨院の施術では根本的な問題にアプローチしているため、施術の回数を重ねていくと、徐々に身体がむくみにくくなってきたと感じる人が多いです。
むくみ以外の症状も
むくみの症状を訴える人は、筋肉量が少ないことでエネルギーが少なかったり、代謝が落ちていることが多いです。このため、疲れやすく、何となくいつもだるいと感じている人が少なくありません。
接骨院で施術を受けると、全身の血行が改善されるため、疲れやすさやだるさが軽くなります。施術後には、血行が良くなることで身体が温かいと感じ、全身の冷えが改善されたと実感する人も多いです。
施術を重ねていくことで、代謝が上がるため、いつの間にか身体がすっきりしてダイエット効果が見られることもあります。
セルフケアを取り入れながら
むくみは、日頃のマッサージやストレッチなどで改善できるものもあります。
接骨院で施術を受けたあと、セルフケアを取り入れることで、接骨院での施術の効果を持続させることにも繋がります。
しかし、自分に合ったセルフケアでなければ、長続きしなかったり、身体に偏った負担が掛かってしまいます。
セルフケアを取り入れたい場合には、接骨院の施術者に自分に合ったマッサージやストレッチで、自宅でも取り入れやすいものの指導を受けると良いでしょう。
病院を受診したほうが良いとき
むくみは、接骨院で施術を受けることで十分改善することができます。
しかし、むくみは身体の異常を知らせる重要なサインである場合も少なくありません。このため、むくみの症状に加えて、
・尿がまったく出ない(または出過ぎる)
・脱力や手足に痺れがある
・吐き気や嘔吐をした
・息苦しさや動悸がある
などの場合には、早めに病院を受診しましょう。
これら以外にも気になる症状がある場合には、病院を受診し、早急に治療が必要な疾患のサインではないか確認しましょう。
むくみの症状はどの科を受診すれば良いのかわからないという人も多いです。
一般的には、総合診療科や内科などを受診し、専門科を紹介してもらうことをおすすめします。
まとめ
むくみに悩む人は多くいます。夕方になると、足が重く、朝履いていたブーツをきつく感じるという人も多いのではないでしょうか。アルコールを摂取した翌日や、生理前や排卵前などホルモンバランスの変化によって、むくみやすいという人も少なくありません。
むくみは、接骨院の施術を受けることで、血流を良くすると、改善することができます。
むくみと接骨院の施術が繋がらないという人も多いかもしれません。
しかし、接骨院では背骨や骨盤の歪みを整え、筋肉の硬さをほぐすことで、むくみの根本的な解決を期待できます。むくみだけではなく、身体のさまざまな不調の改善にも効果があるのです。
むくむことは仕方ないと諦めてしまわず、身体のポンプの役目を果たす筋肉や血液の循環を改善し、むくまない身体づくりをしてみてはどうでしょうか。